試験に受かる「技術」
試験に受かる「技術」灘高が教えてくれた「超」合理的メソッド 吉田たかよし著(講談社現代新書)
教科の参考書ではありませんが、受験のための勉強を進めるコツがたくさん載っています。
筆者は灘中学高等学校に入学後、一時うつ病になり不登校になりかかりながら、東大に合格した人。さらに国家公務員試験に合格し、その後NHKアナウンサー、政治家の秘書になり、現在はお医者をやっているとのこと。

書名に「技術」とある通り、だれでも実践できそうな、受験期の過ごし方や効率的な時間の使い方、モチベーションの保ち方から少し踏み込んだ、マークシートでミスを防ぐ方法や過去問題の取り組み方まで、受験生目線で親切なアドバイスが載っているので、気に入ったことはやってみようかな、と思える内容です。
日本史見るだけノート
突然ですが、日本史・世界史の覚えないといけない量ってハンパないですよね…
時代ごとに知識を入れていく必要もあるし、全体としての流れの理解も必要だし…
そこで!流れを理解するのにおすすめの本があります(/・ω・)/
「日本史見るだけノート」(宝島社)小和田哲男

イラストだけでざっくり日本史が見通せるというもの!
個人的に、文字で説明ばかり書かれてる参考書より、イラストが多めの参考書が分かりやすくて好きなのですが、これもとってもわかりやすい!人類の日本上陸からTPPまでの日本史をイラストで視覚的・直感的に理解できるように構成されています。
日本史の大まかな流れを一気に学び直そう!
文法・語法の参考書
一学期の復習は終わっただろうか。英語の肝となる文法・語法は完ぺきか。ここでは、文法・語法の能力を維持し更なるレベルアップを狙える参考書を紹介する。
そのおススメの参考書というのは、Z会出版『英文法・語法のトレーニング2 演習編 改訂版』である。

内容としては、基本的な文法・語法も載っているが、それよりも難易度の高い文法・語法が目立つ。上智や慶應の難問などが目立ち、しっかりと英文法を勉強したつもりでも最初は思うように解けず、ショックを受けるかもしれない。(私はそうだった。)
しかし、何度か解いた後には多くの知識が身に付き、長文を読んでいくうえでも大変ためになった。重要なポイントについては付属の冊子にまとめて載っており、そちらも大変参考になる。
あくまでも基本的な文法・語法を完璧にしてから使うというのが大前提だ。文法力強化のために、是非取り組んでいただきたい。
前置詞の本②
前置詞の本第二弾は『道を歩けば前置詞がわかる』(くろしお出版)。

前回紹介の『前置詞がわかれば英語がわかる』と比べると少し上級者向け。
動詞+「前置詞」(句動詞)の「前置詞」の部分が変わると意味ががどう違ってくるのか、をきれいに日本語にして説明しています。
I heard you.
I heard about you.
I heard of you.
とか
I belong to this golf club.
She belongs in the movies.
Sue belongs with Mike.
とか
前置詞の違いから意味の違いを説明できますか?
何よりも紹介されている句動詞の多さに圧倒されますし、そのひとつひとつに納得させるだけの説明があるのが凄い!
慌てて読むより、少しずつちびちび納得しながら読むのがオススメ!
前置詞の本①
「動詞+前置詞の熟語」(句動詞)が苦手な人は多いと思います。
前置詞ひとつひとつの意味やイメージをきちんと理解できると句動詞が頭に入ってきやすなります。
そんな前置詞本がたくさん出ていますので、何回かに分けてオススメをご紹介!
今回は刀祢雅彦さんの『前置詞がわかれば英語がわかる』(ジャパンタイムズ)です。

前置詞本の多くは、漠然としたイメージ・イラストに頼りがちだったり、
前置詞の用例ごとに例文を並べただけに近かったりするのですが、
この本は論理的な説明がたくさんあり、納得しながら読み進められるのが特徴です。
レベル的にも受験生にぴったりのレベルで書かれていますので、
あわてず順を追って読んでいけば理解できるはず。(高1生・高2生にはちょっと難しいかも)